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大臣レク実施、総務省担当者「可能性高い」

押し問答が続いています。
放送法の政治的公平性に関する行政文書をめぐり、当時、総務大臣だった高市早苗(たかいち・さなえ)経済安保大臣が存在していないと主張していた、2015年の大臣レクについて、総務省の担当者は「レクはあった可能性が高い」と初めて述べました。
一方で担当者は「文書に記載された内容が正確か否か、現時点で答えることは困難だ」とも述べました。
これに対し、高市大臣は「何月何日の何時に、どのレクがあったかは確認のとりようがないが、紙に書かれてある内容は、自信をもって改めて否定させていただく」と述べました。岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣は「レクが行われた可能性が高いと報告があった」とした上で「文書の正確性の確認を総務省で行ってもらいたい」と述べました。