新型ロケット「H3」の打ち上げ失敗 原因究明急ぐ
多くの人々をがっかりさせました。
日本の新型ロケット「H3」1号機がきのう、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられましたが、第2段エンジンが予定通り着火せず、打ち上げに失敗しました。ロケットは、破壊を指令する信号を受けて、衛星とともに海に落下しました。
JAXAによると、第2段エンジンは、従来のH2Aで使われたものとほぼ同じで、地上での燃焼試験でも不具合はありませでんした。
JAXA=宇宙航空研究開発機構は、飛行中の機体から送られてきたデータを解析し、原因の究明を続けています。