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杉杉集団トップの鄭永剛氏、日本で急死=東京に滞在中

中国の富豪が東京で亡くなりました。
香港メディアの星島日報(せいとうにっぽう)によると、中国の民営コングロマリット、中国杉杉(さんさん)集団の創業者で会長の鄭永剛(ていえいごう)さんが10日午後2時ごろ、滞在中の東京都内の病院で死去しました。65歳でした。
杉杉(さんさん)集団は、紳士服のメーカーとして創業しましたが、近年はリチウム電池の材料の製造で、世界的な企業となっています。
鄭さんは自身は、資産2000億円を上回る資産家で、しばしば日本を訪れ、昨年末から東京都港区の住居に滞在していました。
最近、中国の資産家が海外に滞在する例が目立っており、中国電子商取引最大手のアリババの創業者であるジャック・マー氏が東京都心に住んでいることが報じられました。