米軍、4件目の未確認飛行物体撃墜 中国の偵察気球か
アメリカのラジオ・フリー・アジアによると、アメリカ軍は12日午後、五大湖の一つで、カナダにまたがるヒューロン湖の上空で未確認の飛行物体を撃墜しました。
アメリカ軍による飛行物体の撃墜は、過去2週間で4件目となります。
アメリカ軍は4日、サウスカロライナ州沖で中国の偵察気球を撃墜しました。
その後、10日にはアラスカ州で、11日にはカナダの上空で、未確認の飛行物体を撃ち落としました。アメリカ民主党のシューマー上院院内総務は、10日と11日の飛行物体について「アメリカ軍は気球と考えている」と述べましたが、中国の偵察気球との関連は分かっていません。
なお、中国の一部メディアは12日、山東省青島(チンタオ)沖で正体不明の飛行物体が見つかり、撃墜の準備をしていると報じました。アメリカによる中国の気球撃墜を巡り中国は対抗措置を示唆しています。