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東京五輪談合事件 組織委元次長逮捕

また一歩、本丸に近づきました。
8日午前、東京地検特捜部は東京オリンピック、パラリンピックのテスト大会を巡る入札談合事件で、大会組織委の元次長森泰夫(もり・やすお)容疑者が受注企業とのやりとりの際に割り振り表等を使い受注調整を行った独禁法違反の疑いで逮捕しました。
森容疑者の自宅に家宅捜索に入りました。
特捜部は企業とのやりとりの証拠ともいえるメールで内容を把握しており、入札競争の制限も視野にいれ公正取引委員会と連携して調べを進めていました。
さらに特捜部は、電通などの9社と1共同企業体が競争入札で受注した計およそ5億4千万円のテスト大会から、その後各社との随意契約で本大会の運営費計およそ400億円までが受注調整されたとみております。