中国「偵察気球」、米軍が撃墜 「過剰反応」と中国反発
アメリカの新聞、ウォールストリート・ジャーナルなどによると、アメリカ軍のF22戦闘機が4日、中国のものと疑われる「偵察用の気球」を撃墜しました。
中国外務省は6日、謝鋒(しゃ・ほう)外務次官が在中国米大使館に「厳正な申し入れ」を行い、「断固反対し、強烈に抗議する」と伝えたことを明らかにし、対抗措置の可能性を示唆しています。
中国外務省は、民間用でアメリカに誤って迷い込んだ気球に対し、アメリカが武力を行使したことは、過剰反応だと批判しています。
なお、中国の気球がアメリカ本土上空を飛行したことを受け、ブリンケン国務長官は3日、予定していた中国訪問を延期すると中国側に伝えましました。