日銀、金融緩和策の維持決定 物価見通しは引き上げ
日銀はきのうときょうに開いた金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策の維持を決め、緩和策の修正は見送りました。
また、日銀は昨年10月時点で公表した物価見通しについて、2022年度は3%、24年度は1.8%にそれぞれ引き上げ、23年度は1.6%に据え置きました。
また、長期金利の許容上限は0.5%程度のままで維持しました。日銀が金融緩和策の維持を決定したことを受け、きょうの外国為替市場では円がドルに対して下落し、一時1ドル=130円をつけました。
日米の金利差が広がるとの観測から、円売り・ドル買いが膨らみました。
日銀の政策公表前は、1ドル=128円台半ばで推移していました。