東京都区部の消費者物価指数4% 40.8年ぶり
総務省がきのう発表した、2022年12月の東京都区部の消費者物価指数は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が103.9と、前年同月比で4.0%上昇しました。
1982年4月以来、40年8カ月ぶりの高い伸びとなりました。食料価格の高騰で、物価高に歯止めがかからない状況となっています。
東京の区部で生鮮食品を除いた総合指数が前年同月を上回るのは16カ月連続となり、伸び率も11月より拡大しました。
特に生鮮食品を除く食料価格は7.5%と、およそ46年ぶりの高さとなりました。
ロシアのウクライナ侵攻による原材料や飼料の価格上昇に、円安が拍車をかけています。
東京都区部の指数は、全国の先行指標とされており、20日発表される予定の全国の指数も、41年ぶりに4%に達するとの見方が広がっています。