ブラジル首都で前大統領支持者ら議会など襲撃
ブラジルの首都ブラジリアで8日、ボルソナロ前大統領の支持者が議会と大統領府、最高裁判所を襲撃しました。
昨年10月の大統領選挙でボルソナロ氏が敗北したことへの抗議とみられています。
地元メディアによると、集まった支持者はおよそ4000人で、施設内に侵入して建物の一部を破壊しました。
警察による拘束者は400人に達しました。
大統領選挙では、左派のルラ氏が右派のボルソナロ氏にわずかの差で勝利し、今年1月1日に大統領に就任したばかりでした。
ルラ氏は、議会などがあるブラジリア連邦区について、地元自治体でなく連邦政府が直接治安を管理する政令を発出しました。
ルラ氏は、大雨の視察などでサンパウロ州を訪問していましたが、事件を受けてブラジリアに向かいました。
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