20世紀の「サッカーの王様」ペレ死去
サッカーの王様がこの世を去りました。
日本時間12月30日、サッカーの元ブラジル代表で、ブラジルを3度のワールドカップ優勝に導いた「サッカーの王様」の愛称でも知られるペレ、本名エドソン・アランテス・ド・ナシメントさんが、大腸がんによる多臓器不全で亡くなりました。82歳でした。
ペレさんは1958年のワールドカップ・スウェーデン大会に17歳でブラジル代表として出場し優勝に貢献すると、以後3大会連続の計4度のワールドカップ出場し、ブラジルを3度の優勝に導き、一時代を築きました。
2000年にはFIFA・国際サッカー連盟の20世紀最優秀選手に選ばれました。
現役引退後は知名度の高さを生かしてユニセフの親善大使や、ブラジル史上初の黒人閣僚としてスポーツ大臣も務めるなど幅広い活動を行っていました。
