ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

ウクライナ侵攻10カ月 市民6800人が犠牲

戦争の終わりは見通せません。
今月の24日で、ロシアによるウクライナ侵攻から10カ月が経ちました。
国連人権高等弁務官事務所によると、これまでに市民の犠牲は6826人を数えています。
犠牲者のうち428人が子どもであり、負傷者も1万762人にのぼります。
犠牲者の大半は、砲撃やミサイル、空爆が原因だったと見られています。
国外に避難したウクライナ人も1600万人を超えています。
一方で、戦争終結の道筋は未だ見えておらず、ウクライナ東部のドネツク州では23日、ロシア軍の激しい攻撃が行われました。
ロシア軍は、原発がある南部のザポロジエ州への攻撃も続けている模様です。
ゼレンスキー大統領は23日夜、ビデオ演説で、ロシアに支配された地域の解放を目指す考えを強調しています。