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来年度予算の歳出114兆円 防衛費は26%増

借金への依存が続きます。
政府は23日の臨時閣議で、2023年度の予算案を決定しました。
一般会計の総額は前年度当初予算に比べて6.3%多い114兆3812億円となり、歳出の規模が初めて110兆円を超えて過去最大となります。
分野ごとの歳出を見ると、全体の3割を占める社会保障費が1.7%増の36兆8889億円と過去最高を更新しました。
防衛費は、アメリカ製の巡航ミサイル「トマホーク」などの配備を進めるため、26.3%増の6兆8219億円に膨らみます。
新規の国債の発行額は今年度の当初予算より減りますが、歳出の3割以上を依存することになります。
歳入面では、税収が6.4%増えて69兆4400億円で過去最高を見込んでおり、消費税と法人税が順調に伸びています。