東京五輪大会経費1.7兆円 組織委発表より増額
経費がまたも増えました。
会計検査院はきのう、東京オリンピック・パラリンピックの大会経費が１兆6989億円だったとする報告書をまとめました。
大会組織委員会が6月に発表した最終報告は1兆4238億円で、さらに膨らんだことになります。
会計検査院は、最終報告に含まれていなかった選手強化費や、国立競技の整備費、新型コロナウイルスの対策費のほか、ＪＳＣ＝日本スポーツ振興センターの負担分も大会経費になると判断しました。
また、会計検査院は、国が最終的な支出額を公表していないとして、今後、国際的な大規模イベントに関与する場合は、全体の経費を明らかにする仕組みを整備するよう要求しました。
