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日銀の国債保有、5割を突破 国債大量買い入れで増大

異常な構図となっています。日銀がきょう発表した、2022年7~9月期の資金循環統計によると、国債の日銀保有割合は9月末時点で50.26%と、初めて5割を突破しました。
黒田東彦(くろだ・はるひこ)日銀総裁が就任した直後の2013年3月末は、保有割合は11.55%であり、大規模金融緩和策に伴う国債の大量買い入れが続いた結果、国の借金である国債の半分以上を日銀が担っている構図が浮き彫りとなりました。
また、9月末時点での、家計部門が保有する金融資産の残高は、前年の同じ月に比べ0.8%増えて2005兆円となり、4四半期連続で2000兆円を超えました。
個人金融資産の内訳は、現金・預金が2.5%増の1100兆円でしたが、株式などは、株価の下落により8.1%減少しています。