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札幌五輪招致で北海道知事、「機運醸成は困難」と発言

東京大会の検証が不可欠です。
札幌市が招致を目指す、2030年の冬季オリンピック・パラリンピックについて、北海道の鈴木直道(すずき・なおみち)知事はきのうの記者会見で、「東京大会をめぐる一連の事件を踏まえると、このまま機運の醸成を進めることは難しい」と述べました。
その上で鈴木知事は「1日も早く事件の真相を解明し、対応策を示して理解を得なければ、前に進めないのではないか」と述べ、市民や道民の理解を得ることが先に必要だとの考えを示しました。
鈴木知事はこれまで、東京オリンピックを巡る汚職事件で捜査が進む中、招致については発言を控えていました。