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東京五輪汚職・談合事件、森前会長が謝罪

組織の問題でないと指摘しました。
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長だった、森喜朗(もり・よしろう)氏はおととい、東京オリンピックを巡る汚職・談合事件に関し「当時の会長として申し訳ない。皆さんにおわび申し上げたい」と謝罪しましました。
森氏は一連の事件について、組織委員会ではなく、個人の問題だとした。その上で「スポーツを大事にしている皆さんを苦しませてしまったことは申し訳ないことだ」と述べました。
事件をめぐっては、札幌市議会がきのうの本会議で、汚職事件の事実関係を早期に明らかにするよう求める意見書を全会一致で可決しました。
東京大会を巡る汚職・談合事件が、札幌市が目指す2030年の冬季オリンピック招致に影響を与えることが懸念されています。