萩生田氏、台湾総統と会談 台湾海峡の安定維持へ連携
自民党の萩生田光一(はぎうだ・こういち)政調会長は10日、台湾を訪問し、蔡英文総統と会談しました。
政調会長と蔡総統は、中国が軍事的圧力を強める台湾海峡を巡って、平和と安定の重要性で一致しました。
また、蔡総統は安倍晋三(あべ・しんぞう)元総理大臣の死去に触れ「萩生田氏のもとで、安倍氏の台日友好の信念が必ずや引き継がれると信じている」と述べました。
また、萩生田氏はきのう、台湾北部にある半導体では世界最大の受託製造会社、TSMCの本社を訪れました。
萩生田氏は、この会社の幹部と会談し、TSMCがソニーグループなどと共同で熊本県に建設する半導体生産設備の早期稼働に向け協力することを確認しました。