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トランプ氏の納税記録開示へ 阻止請求を却下

調査できる時間はわずかです。
アメリカ連邦最高裁は22日、トランプ前大統領の納税記録に関し、連邦議会下院の歳入委員会への開示を認める判断を言い渡しました。
トランプ氏は「政治的動機に基づくものだ」として10月末に開示阻止を申し立てていましたが、先に下級審がこれを退け、最高裁も支持しました。
アメリカの歴代大統領は、納税記録を明らかにしてきましたが、トランプ氏は公表を拒否してきました。
今月8日での中間選挙では、共和党がわずかな差で下院の多数派を奪還しています。
来年1月からは、下院の歳入委員会も共和党が握ることになっており、民主党が主導する現在の歳入委員会が、納税記録を精査できる時間は
限られています。