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旧統一教会に「質問権」行使 解散請求視野に調査

調査の結果に注目が集まります。
旧統一教会=世界平和統一家庭連合を巡る問題で、永岡桂子(ながおか・けいこ)文部科学大臣はきのう、旧統一教会に対し宗教法人法に基づく「報告徴収・質問権」を行使しました。
1995年の宗教法人法改正で権限が創設されて以降、質問権の行使は初めてです。文化庁は解散命令請求を視野に調査を行った上、要件に該当するかを判断します。
今後の調査では、行為の組織性や悪質性などを示す証拠がどの程度集まるかが焦点となります。
永岡大臣は記者会見で、調査の途中であっても要件に該当する明白な事実が確認されれば解散命令を裁判所に請求する方針も示しました。