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岸田総理、閣僚2人の辞任を衆参本会議で陳謝

ドミノ倒しが続きそうです。
岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣は、おとといの参議院本会議で、葉梨康弘(はなし・やすひろ)前法務大臣と、寺田稔(てらだ・みのる)前総務大臣の辞任について、「国会開会中に辞任する事態となったことは誠に遺憾であり、任命責任を重く受け止めている」と述べ、衆議院本会議に続いて陳謝しました。
寺田氏は「政治と金」を巡る問題が相次ぎ発覚し、事実上更迭されました。岸田内閣では今国会の開会後、旧統一教会との接点が相次ぎ指摘された山際大志郎(やまぎわ・だいしろう)経済再生担当大臣、「死刑のはんこを押すだけ」の発言を問題視された葉梨氏に次いで、閣僚の辞任は3人目となります。
与党内では、「辞任ドミノ」を止めるため、今国会閉幕後の内閣改造も選択肢との声がくすぶっています。