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参院選 1票の格差「違憲」仙台高裁が判決

選挙無効は棄却されました。
7月の参議院議員選挙で、「1票の格差」が最大3.03倍あったのは投票価値の平等を定める憲法に反しているとして、弁護士のグループが、東北5県の選挙のやり直しを求めていた訴訟で、仙台高等裁判所はきのう、違憲の判決を言い渡しました。
2015年の公選法改正で、隣接する選挙区を統合する「合区」が導入されてから、初めての違憲判断となりました。
選挙の無効請求は「無効判決によってただちに違憲状態が是正されるわけではない」として,
棄却されました。
参院選の「1票の格差」をめぐる16件の訴訟のうち、すでに8件の判決が出ており、残りの判決が今月のうちに出揃った後、最高裁が統一判断を示すことになります。