衆院憲法審で自由討議 旧統一教会も議題に
優先すべきは政治と宗教の関係でしょうか、改憲でしょうか。
衆議院憲法審査会はきのう午前、今国会初の自由討議を行いました。
立憲民主党の階猛(しな・たけし)議員は、旧統一教会が国政選挙の際、自民党の議員に対し、憲法改正などに賛同する署名を求めていたことを受け、与野党すべての国会議員に署名の有無を調査するよう求めました。
同じ立憲民主党の中川正春(なかがわ・まさはる)野党筆頭幹事も、「政治と宗教の関係について、憲法のもとで議論することは時宜を得たものだ」と訴えました。
一方、自民党の新藤義孝(しんどう・よしたか)与党筆頭理事は、党の改憲4項目に掲げている緊急事態条項の新設について「早急に議論し論点をつめるべきだ」と主張しました。