新しい資本主義実現会議 「政策の参考に」
看板政策、11回目の会議です。
政府はおととい総理官邸で「新しい資本主義実現会議」を開きました。
今回の会合から、アメリカ・ハーバード大学のレベッカ・ヘンダーソン教授が有識者構成員としてリモートで参加しました。
ヘンダーソン教授は「資本主義の見直しについての考え方や、海外での動向」について説明しました。
議長を務める岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣は会議後、「資本主義は繁栄やイノベーションの源泉だが、環境破壊や格差拡大などの脅威にさらされており、再構築が必要である」との問題意識が共有されたと述べたうえで、年末に策定するスタートアップの育成計画や資産所得倍増プランの参考にすると表明しました。