円相場147円台前半で推移 米利上げ継続の観測で
東京外国為替市場の円相場はきょう午前、1ドル=147円台前半で推移しました。
前日の海外市場で一時1ドル=147円台後半と、1990年8月以来、およそ32年ぶりの円安水準に急落した流れを引き継ぎました。
きのう発表された、アメリカのCPI=消費者物価指数が市場予想を上回る強い内容となったことで、FRB=アメリカ連邦準備制度理事会が、利上げを継続するとの見方が台頭しています。
日米の金利差が拡大するとの思惑から、円を売ってドルを買う動きが活発化したものとみられます。