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サボロジエ原発の国有化、プーチン大統領が指示

一方的に進めています。
ロシアのプーチン大統領は5日、大統領令を出し、ウクライナ侵攻で併合した南部ザポロジエ州にあるザポロジエ原発について、ロシア政府による国有化を指示しました。
ロシアによる原発の占拠には、国際社会の懸念が高まっており、IAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長が近く、ウクライナのキーウとモスクワを訪問する予定です。
プーチン大統領の国有化の指示は、IAEAの関与に先回りし、既成事実化する目的があると見られています。
木原誠二(きはら・せいじ)官房副長官はきょうの記者会見で、国有化の指示に対し、「決して許されない暴挙だ」と非難しました。