ロシア 東・南部4州の「併合」手続き完了へ
ロシア上院は4日、ウクライナ東・南部の4州について「併合条約」の批准法案を可決しました。
プーチン大統領の署名などロシア側の法的手続きは、まもなくすべて完了する見通しで、通貨の一体化など、ロシアによる実効支配が強まることになります。
一方、ウクライナは、プーチン大統領による9月30日の併合宣言後も、4州の奪還に向けて反転攻勢を仕掛けており、戦闘が激化する見通しです。
プーチン氏は、領土である4州の防衛のため「あらゆる兵器を使う」と述べ、核兵器を使用する可能性に触れました。