ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

岸田総理が所信表明演説 物価高と賃上げ全力

経済最優先をアピールしました。
第210臨時国会がおととい召集され、岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣が衆参両院の本会議で所信表明演説に臨み、電気料金など物価高対策や「構造的な賃上げ」に全力を挙げる方針を表明しました。
岸田総理は、演説冒頭で、エネルギー・食料を中心とする物価高や安全保障環境の悪化を「国難」と指摘し、電気料金の急激な値上がりに備えて「前例のない、思い切った対策を講じる」と述べました。
賃上げについては「構造的な問題」に取り組み、賃上げと企業の生産性向上の好循環を実現させると表明しました。
「成長への投資」では、デジタル、脱炭素など4分野で官民の投資を加速することや、原発再稼働に取り組む考えを明らかにしました。