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ドンバス地方でロシア編入の住民投票実施へ

反発の声が上がっています。
ロシアのメディア、スプートニクによると、ウクライナ東部ドンバス地方のルガンスク人民共和国とドネツク人民共和国の首長は20日、2つの共和国をロシアの構成体として承認する住民投票を今月23日から27日のあいだに実施する法律に署名しました。
ロシアのプーチン政権は2月にウクライナ侵攻を開始する直前、ドンバス地方で親ロシア派がつくった2つの「人民共和国」の独立を承認しています。
アメリカのサリバン大統領補佐官は20日、ホワイトハウスで記者会見し、「住民投票」について、「住民投票はウクライナの主権を侵害するものであり、アメリカは、ロシアによるウクライナの領土のいかなる併合も承認しない」と非難しました。
松野博一(まつの・ひろかず)官房長官はきょうの記者会見で、住民投票を「そのような試みは無効で、国際社会の法の支配に反するものだ」と述べました。