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竹田元JOC会長に事情聴取 五輪汚職で特捜部

JOCの元トップに捜査が及びました。

東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー選定をめぐる汚職事件で、東京地検特捜部が、JOC=日本オリンピック委員会の竹田恒和(たけだ・つねかず)元会長に任意で事情を聴いていたことが分かりました。
この事件は、大会組織委員会元理事の高橋治之(たかはし・はるゆき)容疑者が、大会スポンサーの企業から、わいろを受け取ったとされるもので、特捜部は竹田元会長に、高橋容疑者が理事に就任した経緯などについて説明を求めたものとみられます。
特捜部は事件の関係先として、大会スポンサーだった駐車場サービス大手の「パーク24」の家宅捜索を行いました。
竹田元会長は、この会社の社外取締役も務めています。
竹田元会長は、東京大会をめぐる不透明な金の流れから、フランスに司法当局の捜査対象となっています。