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森元首相を参考人聴取 五輪汚職で東京地検特捜部

元総理の聴取は異例です。

東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職事件で、東京地検特捜部が、大会組織委員会の会長だった森喜朗(もり・よしろう)元総理大臣から、参考人として任意で事情聴取していたことが、関係者への取材で分かりました。
大会組織会の元理事、高橋治之(たかはし・はるゆき)容疑者が、スポンサーの選定の際、紳士服大手の「AOKIホールディングス」に森氏を紹介し、便宜を図った疑いが持たれています
特捜部は、高橋容疑者から紹介を受けた際の経緯ややりとりについて、森氏から話を聴いたものとみられます。
森氏は、組織委員会が発足した14年1月に会長に就任し、高橋容疑者は6月に、35人目の理事となりました。