コロナ療養期間7日に短縮 全数把握も見直し
岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣はきのう官邸で、新型コロナウイルス感染者の療養期間を現在の原則10日から、7日間に短縮する方針を発表しました。
無症状のケースでは、検査で陰性を確認することを条件に7日間から5日間に早めます。
感染者全員の情報の提出を医療機関に義務付けた「全数把握」も、今月26日から全国一律で見直し、報告を簡略化することも明らかにしました。
岸田総理はまた、オミクロン型に対応したワクチンの接種を、9月から前倒しで始めると強調し、「1日100万回を超えるペースの体制を整備して接種を加速する」と述べました。
今週中に、専門家による最終的な議論を経て全体像が決定されます。
このほか、政府はきょうから水際対策を緩和し、入国者の上限を2万人から5万人に引き上げました。