OPECプラス原油減産を決定 価格下落受け
OPEC=石油輸出国機構加盟国に、ロシアなどを加えた産油国で構成する「OPECプラス」は5日、オンラインで会合を開き、10月に日量(にちりょう)10バレル、およそ1600リットルの減産に転じることで合意しました。
原油減産を行うのは1年以上ぶりとなります。
OPECプラスは、世界の原油需要の回復を背景に、去年8月以降、段階的に生産量を増やしてきましたが、世界経済の減速への懸念から、原油の価格は足元で下落しており、需要が減ると判断したもようです。
アメリカのバイデン政権は、11月の中間選挙を前に、国内のガソリン価格を抑えるため、「OPECプラス」に増産を求めていました。
今後、日本や欧米では、エネルギー価格が上昇する恐れがあります。
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