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台湾軍、中国無人機1機を初めて撃墜

強硬姿勢に転じました。

台湾陸軍はきのう、台湾金門県(きんもんけん)の離島で、所属が分からない民生用の無人機1機をきのう午後0時3分ごろ撃ち落としたと発表しました。
8月に、アメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問した後、中国のものとみられる無人機が、頻繁に飛来していますが、台湾軍が撃墜したのは初めてです。
台湾軍はこれまで、信号弾を発射して追い払っていましたが、台湾の蔡英文(さい・えいぶん)総統が8月30日「強い措置」を命じました。
無人機の撃墜について、中国外務省の汪文斌(おうぶんひん)副報道局長はきのう、「台湾当局が緊張をかき立てても、何の意味もない」と語りました。