コロナ死者数さらに増加も 専門家組織が危機感
政府の新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」はきのう全国の死亡者数について「これまでの最高値を超えてさらに増加することが懸念される」として、危機感を示しました。
専門家組織に提出された資料によると、17日までの1週間の新規感染者数は前週比0・87倍で減少に転じました。
ただ、夏休みで検査・診断や報告の遅れなども考えられるとして「過小評価の可能性がある」と指摘しました。
その上で、医療提供体制の一層の深刻化も想定されるとして、感染対策の徹底を呼び掛けました。