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公安庁報告書の「特異集団」は旧統一教会

第一次安部政権になって文言は消えました。
政府はきのう、公安調査庁が、国内外の治安情勢に関する報告書「内外情勢の回顧と展望」の2005年と2006年版で、「特異集団」として記載されている団体は統一教会、現在の世界平和統一家庭連合だとする答弁書を閣議決定しました。
立憲民主党の辻元清美(つじもと・きよみ)参議院議員の質問主意書に答えたものです。
報告書は、「在日関係者を取り込んで勢力拡大を図る」と特異集団の存在に触れ、「危機感や不安感をあおって勢力拡大を図っている」などと指摘していましたが、どの組織を指すのかは明らかにしていませんでした。
第1次安部政権の07年版からは、特異集団の項目がなくなりました。
答弁書はこの点について「時々の公安情勢に応じて、取り上げる必要性が高いと判断したものを掲載している」としました。

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