政府が「特定重要技術」説明 AIや宇宙など
政府はきょう、経済安全保障に関する有識者会議を開き、民間の研究を国が財政支援する「特定重要技術」について説明し、海洋、宇宙・航空、サイバー・バイオ、AI=人工智能の4つの領域で使わえる技術を想定していると指摘しました。
5月に成立した、経済安保推進法に基づいて、官民で先端技術の研究を進めることにしており、国が求める技術の内容を示して、研究者の公募を行います。
4つの領域のうち、宇宙・航空では、多数の小型衛星を連携させて高速大容量のデータ処理を行う「衛星コンステレーション」技術の開発などを行います。
なお、公募で選ばれた研究者は、国から機微情報の提供を受けるため、情報漏えいの場合は、刑事罰を受ける恐れがあります。