米財務長官 「景気後退」否定バイデン氏も
アメリカのイエレン財務長官は28日、記者会見で、４～６月期のＧＤＰ＝国内総生産が、２四半期連続で縮小したことに関し「雇用創出は続いている」などと述べ、景気後退に入ったとの見方を否定しました。
２期連続のマイナス成長は、「テクニカルリセッション」と呼ばれ、景気後退とみなされます。
バイデン大統領も28日、ＦＲＢがインフレ対策のため、金融引き締めを続けており、２期連続のマイナスは「驚きではない」と強調しました。
ただ、学会や野党・共和党からは、「景気後退」に陥ったとの指摘が出ており、アメリカ経済の現状判断をめぐり、意見が分かれています。
