ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

山上容疑者の鑑定留置開始 責任能力確認

幅広い分析が行われます。
安倍晋三(あべ・しんぞう)元総理大臣が銃撃され死亡した事件で、奈良地検は25日、殺人容疑で送検された山上徹也(やまがみ・てつや)容疑者について、刑事責任能力の有無を調べるため、大阪拘置所で、鑑定留置を始めました。
期間は11月29日までで、地検は鑑定結果を踏まえて、起訴するかどうか判断します。
鑑定では、鑑定人として依頼された精神科医が、事件当時の山上容疑者の精神状態や成育歴などを詳しく調べ、刑事責任能力の有無を判断することになります。
山上容疑者は、これまでの調べに対し、母親が宗教団体の世界平和統一家庭連合、旧・統一教会にのめり込み、恨みがあったと述べ「安倍氏と統一教会につながりがあると思って狙った」と供述しています。