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安倍氏追悼演説 甘利氏で調整 国葬審議も拒否

安倍政権を長年支えてきました。
自民党は、8月の臨時国会で予定している、安倍晋三(あべ・しんぞう)元総理大臣の追悼演説について、甘利明(あまり・あきら)前幹事長が行う方向で、調整に入りました。
共同通信によると、複数の与党幹部が明らかにしました。
自民党の総理経験者に対する追悼演説は、これまで野党が行うことが慣例で、立憲民主党の西村智奈美(にしむら・ちなみ)幹事長はきのう、記者団に「慣例からも極めて逸脱する」と指摘し、再考を求めました。
野党側は臨時国会で、安倍氏の国葬開催の是非について審議するため、十分な会期を求めていますが、与党は8月3日~5日の3日間とする方針で、審議には応じない方針です。