米国務長官、ロシアの港湾ミサイル攻撃非難
アメリカのブリンケン国務長官は23日、ロシア軍がウクライナ南部のオデッサの港をミサイル攻撃したことについて「強く非難する」声明を発表しました。
ロシアとウクライナは22日に、黒海を経由したウクライナ産穀物の輸出再開で合意したばかりでした。
両国は、穀物を運ぶ船が、ウクライナの港から出るための「回廊」を設け、貨物船や港を攻撃しないことを確認していました。
ブリンケン長官は「わずか24時間後にロシアは約束を破った」と指摘し、ロシアが食料危機を深めていると批判しました。その上でロシアに対し、合意を完全に履行するよう求めました。