ローカル紙4紙がひしめき合う新潟県十日町市はジャーナリズムの街
豪雪地帯で大地の芸術祭でも知られる新潟県十日町市には、ローカル紙が4紙ある稀有な街です。
創刊約130周年で、新潟県内最古と言われる十日町新聞のほか、十日町タイムス、妻有(つまり)新聞、東頸(とうけい)新聞の4紙です。これに、県紙の新潟日報、全国紙、テレビがあります。
この4紙の社長はこぞって、ジャーナリズムを口にします。
ややもすると、ローカル紙は地域の話題や行事、イベントに紙面を割かれがちですが、そんな中でも、社説や巻頭コラムを重視し、首長や議会のチェック機能を果たしています。
一軒で2紙とることも多いというほど、新聞や論説が好きな市民が多いということも理由に挙げられるでしょう。
この記事は、8月上旬に、にいがた経済新聞で4回の連載で掲載される予定です。