病床逼迫なら行動制限も 「第7波」で厚労相
後藤茂之(ごとうしげゆき)厚生労働大臣はきのう、閣議後の記者会見で、新型コロナウイルスの感染が再拡大している対策について、「病床逼迫(ひっぱく)などの事態が見込まれれば、行動制限を含む強力な措置を講じることとなる」と述べました。
後藤氏は「現状は行動制限を行わず、社会経済活動をできる限り維持しながら、保健医療提供体制に万全を期していく」と強調し、マスクの着用や手洗い、換気など基本的な感染対策の徹底を改めて呼びかけました。
岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣は15日に開かれた感染症対策本部の会合で、行動制限は「現時点で考えていない」と述べています。