ウクライナ大統領、情報機関と検察トップ解任
ウクライナのゼレンスキー大統領は17日のビデオ演説で、バカノフ保安局長官とベネディクトワ検事総長の解任を発表しました。
保安局や検察の職員多数が、ウクライナ侵攻を続けるロシアに協力している疑いのあることを解任の理由に挙げました。
ゼレンスキー氏によると、国家反逆やロシアへの協力の疑いで、651件の事件をめぐり、検察職員などへの捜査を進めているということです。
大統領は、ロシアとの長期戦をにらんで、国内の引き締めを図っているものとみられます。
ロシア軍は7月に入り、ウクライナ東部のルガンスク州を制圧するなど、攻勢を強めています。