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今秋に安倍氏の「国葬」55年ぶり 戦後2例目

破格の葬儀となります。
岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣はきのう、記者会見で、参議院議員選挙の街頭演説中に銃撃され死亡した、安倍晋三(あべ・しんぞう)元総理大臣を追悼するため、今年秋に「国葬」を行うと表明しました。
岸田総理は「国葬」により「わが国は暴力に屈せず、民主主義を断固守り抜くという決意を示す」と強調しました。
戦後、総理経験者の国葬は、1967年の吉田茂(よしだ・しげる)氏が死去した際に営まれたほかは、例がありません。
岸田総理大臣は、国葬とする理由について、「憲政史上最長の8年8カ月にわたり重責を担った」ことや、「日米関係を基軸とする外交に大きな実績を残したこと」を上げました。