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「サハリン2」 ロシアが接収 日本の商社が出資

日本のLNG調達に影響しそうです。

ロシアのメディア、スプートニクなどによると、ロシアのプーチン大統領は30日、極東サハリン沖の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」に関し、ロシアが新設する企業に移管するよう命じる大統領令に署名しました。
事実上、ロシアが接収するもので、ウクライナ侵攻を受けた、ロシアへの制裁に対する報復とみられています。
サハリン2の事業会社には、ロシアの国営企業が50%、三井物産が12.5%、三菱商事が10%それぞれ出資しており、LNG=液化天然ガスの6割が、日本向けとなっています。
新しい企業に日本の商社が出資しない「サハリン2」の関与を失うことになります。