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尼崎市の稲村和美市長がボーナス195万1,980円を全額カットへ

責任を取りました。
兵庫県尼崎市の全市民約46万人分の個人情報が入ったUSBメモリーが一時紛失した問題で、尼崎市の稲村和美市長は、自身の夏の期末手当(ボーナス)の195万1,980円を全額カットすることを決めました。市が29日発表しました。
行政への信頼を大きく失墜させたことに対する反省と、再発防止に向けた決意を示すためということです。USBメモリーは、個人情報のデータ移管業務を市から委託された情報システム大手「BIPROGY(ビプロジー)」(旧日本ユニシス)が、市に許可を得ず業務を再委託、再々委託し、再々委託先の社員が酒に酔って紛失しました。
後に見つかりましたが、市の管理態勢の不備を指摘する批判も専門家らから上がっていました。