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JOC山下会長 長野冬季五輪施設を視察

現在は、札幌が有力候補地です。
2030年冬の札幌オリンピック・パラリンピック招致を目指す、JOC=日本(にほん)オリンピック委員会の山下泰裕(やました・やすひろ)会長などがきのう、そり競技の会場として使われる予定の長野市の「スパイラル」を視察しました。
スパイラルは、長野オリンピックで会場として使われた、日本で唯一のそり競技施設です。
札幌市の秋元克広(あきもと・かつひろ)市長も初めて訪れました。
札幌市へのオリンピック招致について、山下会長は先に「機運の醸成がカギを握るが、現在の地元の支持率のもとでは難しい」と述べています。
札幌市が3月に、市民1万人を対象に行った意向調査では、賛成は52%にとどまりました。