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ロシアの外貨建て国債 デフォルトの可能性

およそ1世紀ぶりの事態となります。
ロシア政府が、5月に期限を迎えた外貨建て国債をめぐり、事実上のデフォルト=債務不履行が起きた可能性が出てきました。
イギリスのBBCなど複数の海外メディアが、支払いの猶予期間を過ぎても投資家が資金を受け取っていないと伝えましたが、ロシア側は資金的な支払い能力も支払う意思もあるとして、ベルギーにある国際決済機関「ユーロクリア」へ送金したと主張しています。
アメリカの通信社ブルームバーグは、ウクライナ侵攻をめぐる西側の制裁によって、期日までに利息が国外の国債保有者に届かなかったため、債務不履行と見なされたと報じています。
ています。
世界の大手金融機関でつくる「クレジット・デリバティブ決定委員会」は今月1日、別のロシア国債では利払いの「不履行」が起きたことを認めています。