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個人情報USB紛失 尼崎市に無断で事業再委託

市の管理責任も問われそうです。
兵庫県尼崎市は、全市民およそ46万人分の個人情報が入ったUSBメモリーが一時紛失した事件で、市から委託を受けた情報システム会社「ビプロジー」が、市の許可を得ないで協力会社に業務を再委託し、市が把握していない複数の会社が業務に関わっていたことがきのうわかりました。
尼崎市の稲村和美(いなむら・かずみ)市長はきのう、契約違反に当たるとして事実関係を調べるとともに、「ビプロジー」に損害賠償を求める考えを示しました。
尼崎市が「ビプロジー」に委託したのは、新型コロナウイルスの臨時特別給付金の支給に関する業務で、個人情報を扱う業務のため、再委託する場合は、市に許可を得る契約になっていました。