ウクライナで性的暴行124件 国連安保理で報告
子どもの被害も含まれます。
国連安全保障理事会は6日、ロシア軍によるウクライナでの性的暴力被害を議論する公開会合を開きました。
国連のパッテン事務総長特別代表によると、これまでに、レイプや脅迫など、性的暴力と疑われる事案が124件報告されました。
このなかには、子どもが被害者となった49件が含まれています。
パッテン代表は、これらの事案は「氷山の一角にすぎない」と指摘しました。
報告に対し、アメリカやヨーロッパから非難の声が上がりましたが、ロシアのネベンジャ国連大使は「証拠がない」と否定し、「ロシアの性的犯罪を告発することは、西側諸国のお気に入りの戦術だ」などと主張しました。